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2011'09.12 (Mon)

東方神霊廟クリア2

前の記事からの続き。
4~6面のボスとスペカです。


【More・・・】


 ○4面ボス  壁抜けの邪仙

  霍 青娥(かく せいが)
  (通称:青娥 娘々(せいが にゃんにゃん))
  Kaku Seiga
青娥娘々

  種族:邪仙
  能力:壁をすり抜けられる程度の能力


  元々は道士に憧れた人間である。

  青娥が幼い頃、父親が道教にはまり彼女を置いて山に篭もってしまった。
  父が残した本に興味を持った彼女は、何度も何度も本を読み返し、道士に
  憧れるようになった。特に何仙姑(かせんこ:道教八仙人の一人)に憧れ、
  いずれ自分も仙人となり父に会うと誓った。

  成長した彼女は、名家である霍家に嫁入りすることが出来た。何一つ不自
  由無い生活をしていたが、道士への夢は捨てきれず、毎日鬱々と生活して
  いた。次第に引き籠もりがちとなり、誰とも会話しようとしなくなった。

  それからさらに八年経ったある日、青娥は突然別れの言葉を言いだした。
  家族は不思議に思ったが、青娥は自分の部屋でいつものように眠り、そし
  て二度と目覚める事はなかったのである。

  それに驚いた家族は深い悲しみに暮れ、全く生気の無い彼女を埋葬した。


  しかし、彼女は死んでいなかったのである。
  彼女は引き籠もっていた間、本で学んで覚えた術を使い、竹の棒を自分の
  姿に見せて死んだように見せかけたのだ。家族はそれを埋葬したのである。

  彼女は俗世を捨て逃げ出した。そう、憧れの仙人の世界に行く為に。


  ――それからどの位経ったのだろう。
  彼女は仙人として、ある程度の力を身に付けていた。姿も常に若いままを
  保ち、不老長寿となっていた。
  その為に人前では憚られる様な事も色々した。しかしそれが天には認めら
  れず邪仙となってしまったようだ。彼女は自分の目的の為なら家族を欺く
  ことも厭わなかった。そんな性格が良くなかったようである。

  彼女は道教を広めるというていで、自分の力を見せびらかす事が趣味であ
  った。しかしこの国では自分くらいの道士や仙人も珍しくない。そこで、
  仙人の居ない国に行こうと思い、まだ見ぬ東の国を目指した。日本の事で
  ある。


  当時の日本では大陸から広まったばかりの仏教と、古来からある土着神を
  信仰する神道の二つの宗教が覇権を争っていた。

  彼女は「これは好機」と思い、当時一番徳があると思われる豊聡耳神子に
  取り入り、道教の魅力を伝えた。

  政治には仏教を使って民衆を大人しくさせ、権力者は道教で超人的な力を
  身に付けるといい、そう吹き込んだのだ。

  道教は自然崇拝、多神教である為、権力者を神々の末裔とする神道との相
  性は良い。しかも最終目的は不老不死であり、権力者にとってストイック
  な仏教よりも魅力的なものだった。
  神子は少し考えた後、その案を本来宗教敵であった物部氏に話を持ってい
  ったのだ。

ヤンシャオグイ

ゾウフォルゥモォ

死人タンキー

タオ胎動



 ○5面中ボス  神の末裔の亡霊

  蘇我 屠自古(そがのとじこ)
  Soga no Toziko

  種族:亡霊
  能力:雷を起こす程度の能力

  日本の古代豪族、蘇我氏の亡霊。
  布都と共に神子に仕える者だが、布都との過去の因縁により人間として復
  活する事を拒まれている。霊体のまま布都の良いように扱われているよう
  だ。

  本人は別に霊体である事に不自由を感じていない。むしろすぐに壊れてし
  まう人間の体などいらない、と考えていた。

  蘇我氏と物部氏は仏教を巡り争っていたが、布都と屠自古の二人の関係性
  は悪くなく、持ちつ持たれつの間柄のようだ。
  今は二人ともとも仏教を嫌っている。

ガゴウジサイクロン



 ○5面ボス  古代日本の尸解仙

  物部 布都(もののべのふと)
  Mononobe no Futo
020物部布都

  種族:人間?(尸解仙を自称する道士)
  能力:風水を操る程度の能力


  ちょっと昔のお話。今から千数百年ほど前だろうか。
  まだ国が人を統治するという考え方が纏まりきる前の話。人、物、技術、
  宗教など様々な物が海を渡って渡来してきた。
  その中の一つ、仏教がこの国の行方を大きく変えていく事になる。

  国は仏教を巡り崇拝派と廃仏派に別れ、お互いの溝を深めていく。神道の
  神様であるウマシマジノミコトを祖とする物部氏は廃仏派であった。人間
  を祖とする蘇我氏との対立は凄まじく、この宗教戦争は後に語られるよう
  なただの権力争いではなく、神々の系譜と人間の尊厳との争いだったので
  ある。

  そして仏教を巡る宗教戦争は悲劇で幕を閉じる。

  争いは日増しに過激になり、物部氏は寺を襲撃し寺を焼き仏像を捨て廃仏
  を訴えた。しかしタイミングが悪かったのか、その日から疫病が流行し始
  め、天皇が崩御してしまう。

  これを蘇我氏は仏教に大して非道なことをした祟りだと喧伝した。それに
  より蘇我氏の支持が高まり、ついに物部討伐の許可が下りるのである。

  その争いで物部は滅亡する事になった。そしてこの国の政治は仏教を中心
  に行われていくことになる。
  これが表に知られている物部、蘇我の宗教戦争である。


  しかし、実はこれを裏で糸を引く者がいた。それが布都であった。
  彼女は物部の姓ながら、影である宗教を崇拝していた。それが仏教と同時
  に伝わってきた道教である。
  道教は自らを超人化する事が出来、その最終目的は不老不死である。権力
  者にとっては非常に魅力的な宗教であった。

  だが、この魅力的な宗教も欠点があった。それは民が誰でも修行すれば仙
  人になれるのでは、政治には向かないと言う事。その為、彼女は道教の事
  はひた隠しする事になる。

  そして同じく道教を崇拝していた神子から、ある提案を持ちかけられる。
  それが、表向きは民を静かにさせる事の出来る仏教を崇拝しこの国を治め
  る。その上で自分の死に呪いをかけ、我らは尸解仙として復活しよう、と
  いう話であった。

  布都は蘇我氏の味方となり、裏から操る事が出来た。それにより蘇我氏は
  仏教を盲信するようになった。当然、神の子孫である物部(布都を除く)
  はそれを面白く思わなかった。


  その結果、引き起こされたのが仏教を巡る宗教戦争である。実際は、物部
  という日本古来の神々と、道教を使い新たな神になろうとする神子との争
  いであった。仏教はその為の目眩ましでしかなかったのだ。


  しかし、二人の復活まで随分と時間が掛かってしまったようだ。
  それは神子の死を不審がった仏教の僧侶達が、その上にお寺を建て復活を
  拒んでいたからであろう。

  政治のために利用した仏教であったが、思った以上に信仰力が強く、現代
  日本まで広く信仰され続けられたのは誤算であったようだ。

雨の磐舟

物部の八十平瓮

廃仏の炎風

大物忌正餐



 ○6面ボス  聖徳道士

  豊聡耳 神子(とよさとみみのみこ)
  Toyosatomimi no Miko
豊聡耳神子

  種族:聖人
  能力:十人の話を同時に聞く事が出来る程度の能力


  馬小屋で生まれ、幼い頃から才覚を認められた天才であった。

  やんごとなき生まれの彼女は、幼い頃から様々な訴えを聞く事があった。
  どうせ理解できないだろうと思って、役人達の愚痴のようなものを投げか
  けられることも多かった。
  しかし、神子はその全てを理解し、すぐに的確な指示を出すことが出来た。
  その噂が世間に広まり、聖人として絶大な人気を得たようである。

  彼女には天才ならではの葛藤があった。
  「大地は神々の時代から変わらず、海は水を湛えている。
   何故、人間は死を受け入れなければならないのか」
  次第に、彼女は死んでいく人間の運命に不満を持つようになった。



  神子の評判を聞きつけた青娥は、この人ならば間違い無いと思い、道教を
  勧めにやってくる。

  道教は自然崇拝であり、自然と一体になることで不老不死を実現すること
  が出来る、そういう内容であった。

  神子は心躍らされた。
  それと同時に、その宗教ではいつまで経っても国が平定しない、と青娥に
  伝えた。
  青娥は自分の願いを実現するためには国の政治などどうでも良いと思って
  いたが、神子はそうは考えなかったのだ。

  青娥はならばこうしましょう、と言って、表向きは仏教を信仰する話を持
  ちかけた。仏教は殺生を禁じ、規律の厳しい宗教であると伝えると、神子
  はそれならば国は落ち着くであろう、と納得した。


  神子は仏教を広めた。これは権力者以外が力を持たないようにする為であ
  る。その裏で、道教の研究を進めた。

  その結果、超人的な能力を発揮し、様々な伝説を残したのは皆が知る事で
  ある。


  そして、最終目的である不老不死の研究も怠らなかった。
  丹砂など様々な稀少な鉱物を使う事もあった。それが彼女の体を蝕んだ。
  本来不良長寿をもたらす筈の道術で体を壊してしまったのである。

  神子は今の体のままでは持たないと思い、尸解仙になることを決意した。
  尸解仙は一度死んで(もしくは死んだように見せかけて)、再び復活する
  秘術である。

  しかし自分一人で実行するのを怖れた神子は、布都に話を持ちかけ、ま
  ず先に眠りについて貰うように話した。
  布都は神子の力を信じ、実験台となったのである。死後、腐りもせずに眠
  り続けた布都を確認すると、自らも眠りについたのであった。



  神子の計画では、国が仏教に限界を感じ聖人を求めた時に復活する予定で
  あった。しかしその思惑ははずれ、仏教は千年以上もこの国を支配する。

  仏教の力ある僧侶達は神子の霊廟を封じ続けた為、復活することが出来な
  かったのである。神子の企みは筒抜けであったのだ。

  焦ることはない、いつ復活しても良いと眠り続けた神子であった。そして
  復活の時がようやく来たのである。

  その理由は、彼女の伝説が全て作り物であると言われ始めた事による。
  今現在では超人的な能力を持つ人間が居なくなってしまい、彼女の偉業は
  全て虚構だと思われても仕方ないことであろう。

  それにより彼女は霊廟ごと幻想郷に移動した。その時、幻想郷にはお寺が
  存在しなかったため、いつでも復活出来る準備が整ったのだ。

  しかし、そのタイミングで新しいお寺が出来てしまう。
  しかも狙ったかのように霊廟の真上にである。

  それが命蓮寺だった。

  神子は再び仏教の僧侶によって押さえつけられてしまうのか。
  それとも僧侶と戦うのだろうか。

  その昔、物部(古の神々)と蘇我(仏教)が死闘を繰り広げたように。

十二階の色彩

日出ずる処の道士

豪族乱舞

斑鳩寺の天球儀

救世観音の光後光

十七条のレーザー

星降る神霊廟
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テーマ : 東方Project - ジャンル : ゲーム

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